本記事では、難流動・微粉のハンドリングに特化した粉体プラントを手掛けるワイ・エム・エスについて解説しています。
どのような粉体ラインの課題を解決できるのか、具体的な対応範囲、過去に手掛けた事例・実績などを知りたい方はご一読ください。
公式HPで自社を「粉粒体ブランドのオンリーワンメーカー」と位置づけ、扱いにくい難流動・微粉のハンドリングに特化した会社です。ホッパー内でのブリッジ(詰まり)やラットホールが発生しやすい粉体を、貯留から搬送・計量・集塵まで一貫して自動化する設備を得意としています。
こうした課題に応えるため、ブリッジレスフィーダーやブリッジレス定量供給装置、大型ホッパー、ウェットコレクター、除電フィーダー、粉体凝集抑制振動フィーダーなどを独自開発。搬送面でも脱気搬送・除電搬送・トルネード搬送・高濃度搬送(コンボイ)・連続式吸引式空気輸送といった性状に合わせて閉塞させにくい輸送方式を用意し、約30件の特許を取得しています※1。
制御盤の設計製作や電気設備工事、油圧・空圧・真空・粉粒体機器の製造販売までを内製し、設計から施工・メンテナンスまでを一括で対応できる体制を構築しています。既製品の組み合わせにとどまらず、粉体の性状やラインの制約に合わせたオーダーメイド対応が可能です。
さらに自社で「横浜テストセンター」を保有し、導入前に実際の粉体で搬送・供給の可否を検証できるのが特徴。2009年度には神奈川工業技術開発大賞 地球環境技術賞を受賞し、2008・2009年には横浜価値組企業に認定されています※2。
微粉や難流動粉体の貯留・搬送・計量・集塵を自動化してきた実績を踏まえると、扱いにくい粉体を安定して流したい半導体・二次電池・医薬・食品工場に向いている会社です。
当メディアでは、粉体プラントの設計・改修で相談されることの多い代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選しています。自社工場への投資を無駄にしたくない方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
プラント装置の導入事例として、下記の内容が掲載されていました。粉体処理設備が含まれるかどうかは記載されていないため、ワイ・エム・エスまで直接お問い合わせください。
1990年12月に設立された会社です。難流動・微粉のハンドリングに強みを持ち、粉体プラント建設の相談では横浜テストセンターでの事前検証により、導入前に実際の粉体で搬送・供給の可否を確認できます。
| 会社名 | 株式会社ワイ・エム・エス |
|---|---|
| 事業内容 | ・制御盤の設計製作・販売 ・電気設備工事 ・油圧/空圧/潤滑/真空機器・装置の製造販売 ・粉粒体の輸送機器・装置の販売および輸出入など |
| 設立 | 1990年12月 |
| 売上高 | 公式HPに記載なし |
| 社員数 | 30名※3 |
| 本社所在地 | 神奈川県横浜市南区六ツ川3-26-3 |
| 電話番号 | 045-716-1801 |
| URL | http://www.ymsgroup.co.jp/ |
粉体プラントエンジニアリング会社は日本国内だけで350社※1以上も存在するため、自社に適した会社を見極めるには膨大な時間と手間がかかります(2026年6月時点)。
ここでは、粉体プラントの設計・改修で代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選していますので、比較検討の最初の一歩としてご活用ください。
樹脂・コンパウンド分野における累計1,400件のプラント受注実績※2に基づき、グレードによって異なる摩耗・ブリッジ・偏析など樹脂原料特有の課題や既設ラインとの取り合いを見越して設計・構築。
既設設備を活かした改造・増設により、生産計画への影響を抑えながら、新グレードの立ち上げや生産能力の拡張を進められます。
食品プラント関連事業を50年以上※3手掛けており、品種ごとに専用のコンテナを使い分けるIBCシステムを提供しています。
品種切替はコンテナを交換するだけで済み、前品種の原料が残留・混入する経路自体を断てるため、アレルゲン・異原料のコンタミリスクを構造的に抑えることが可能です。
原薬マルチプラントや高薬理対応設備の建設実績※4と、医薬品原料開発を手掛ける日本曹達グループの知見を基に、作業者が原薬に触れる工程を抑える封じ込め構造や、クロスコンタミ対策を含むGMP前提の設計に対応。
医薬品ならではの厳格な水準で、クロスコンタミ・曝露リスクを抑えた粉体ラインを構築できます。
電池・電子材料用途の粉砕機・分散機開発からプラントエンジニアリングまで対応。卓上実験機から量産機まで扱い、ナノ領域の粒度・分散制御技術で研究開発時の状態を量産ラインでも再現できます。
摩耗・金属コンタミを抑える独自技術で不純物混入を防ぐことも可能です。品質のばらつきを抑えながら、歩留まり向上や安定生産に貢献します。