本記事では、粉粒体の空気輸送システムを専門に設計・製作・施工する三興空気装置について解説しています。
どのような粉体ラインの課題を解決できるのか、具体的な対応範囲、過去に手掛けた事例・実績などを知りたい方はご一読ください。
1959年の設立以来、空気輸送システムの専門メーカーとしてプラント・装置のシステム設計に携わってきた会社です。プラグ流・浮遊管底流・摺動流動化流・浮遊分散流という4つの空気輸送方式をラインアップしており、粉粒体の形状・質量・材質といった性状を検討したうえで、生産ラインの規模に合わせた輸送システムを構築できます。
ロータリーフィーダ(ロータリーバルブ)や各種弁、分級・分離装置、レベル計などの空気輸送用機器も自社で扱っているため、供給・排出から輸送・分離までを一連のラインとして組み立て可能。密相のプラグ流輸送では粉粒体が飛翔せず集団を形成しながら移動するため、破損や飛散を抑えたい原料のハンドリングも相談できます。
兵庫県の伊丹工場に全長100mにおよぶ実験装置を備えているため、粉粒体の輸送特性や課題を分析して、設計へ反映できます。量産ラインを組む前に閉塞・偏析・破損といったハンドリング上の懸念を事前に検証しやすい体制です。
また、空気輸送システムの設計・製作・施工を手掛けているほか、大阪府知事許可の建設業登録も受けています。機械加工組立や製缶品製作を担うグループ会社と連携しているため、機器単体の調達にとどまらず、据付までを含めて相談できます。
樹脂ペレットのバルクコンテナ充填・受入設備の納入実績や、性状に応じて空気輸送方式を選び分ける設計力を踏まえると、LLDPE・HDPE・PPなどの樹脂ペレットや粉体を扱う樹脂・プラスチック工場におすすめです。
当メディアでは、粉体プラントの設計・改修で相談されることの多い代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選しています。自社工場への投資を無駄にしたくない方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
| 依頼主 | 樹脂原料を扱うメーカー |
|---|---|
| 原料 | PETチップ(見掛比重850kg/m3) |
1958年に三興商事の技術部として創業し、1959年に前身会社を設立、1969年に三興空気装置へ社名変更した歴史があります。
機械加工組立や製缶品製作を担うグループ会社と連携し、機器製作から据付までを手掛けているのが特徴です。粉体ラインの新設・改修では、原料の性状に応じた輸送方式の選定から相談できます。
| 会社名 | 三興空気装置株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | ・空気輸送システムの設計、製作、施工 ・空気輸送用機器の設計、製作 ・プラント・エンジニアリング |
| 設立 | 1959年9月21日 |
| 売上高 | 公式HPに記載なし |
| 社員数 | 公式HPに記載なし |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋三井ビルディング |
| 電話番号 | 06-6231-3351 |
| URL | https://www.sankoair.co.jp/ |
粉体プラントエンジニアリング会社は日本国内だけで350社※1以上も存在するため、自社に適した会社を見極めるには膨大な時間と手間がかかります(2026年6月時点)。
ここでは、粉体プラントの設計・改修で代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選していますので、比較検討の最初の一歩としてご活用ください。
樹脂・コンパウンド分野における累計1,400件のプラント受注実績※2に基づき、グレードによって異なる摩耗・ブリッジ・偏析など樹脂原料特有の課題や既設ラインとの取り合いを見越して設計・構築。
既設設備を活かした改造・増設により、生産計画への影響を抑えながら、新グレードの立ち上げや生産能力の拡張を進められます。
食品プラント関連事業を50年以上※3手掛けており、品種ごとに専用のコンテナを使い分けるIBCシステムを提供しています。
品種切替はコンテナを交換するだけで済み、前品種の原料が残留・混入する経路自体を断てるため、アレルゲン・異原料のコンタミリスクを構造的に抑えることが可能です。
原薬マルチプラントや高薬理対応設備の建設実績※4と、医薬品原料開発を手掛ける日本曹達グループの知見を基に、作業者が原薬に触れる工程を抑える封じ込め構造や、クロスコンタミ対策を含むGMP前提の設計に対応。
医薬品ならではの厳格な水準で、クロスコンタミ・曝露リスクを抑えた粉体ラインを構築できます。
電池・電子材料用途の粉砕機・分散機開発からプラントエンジニアリングまで対応。卓上実験機から量産機まで扱い、ナノ領域の粒度・分散制御技術で研究開発時の状態を量産ラインでも再現できます。
摩耗・金属コンタミを抑える独自技術で不純物混入を防ぐことも可能です。品質のばらつきを抑えながら、歩留まり向上や安定生産に貢献します。