本記事では、自社機器を組み合わせたトータルエンジニアリングを展開する日本コークス工業について解説しています。どのような工場分野に適しているのか、強みや事例を知りたい方はご一読ください。
樹脂・コンパウンド工場では、樹脂に粉体原料や添加材を均一に混ぜ込むだけでなく、素材の機能を損なわずに高濃度で複合化する技術が求められます。日本コークス工業は、セルロースナノファイバーなどのエコ素材を樹脂へ高濃度に複合化する処理技術を持っている点が特徴です。
技術者によるコンサルティングに加え、小型機から大型機まで対応する実機テスト環境や受託加工サービスを用意。実際の処理量や原料条件に合わせて事前検証できるため、高機能樹脂・エンプラ・PVCコンパウンドなどの製造ラインを検討する際の判断材料を得やすくなります。
12,000台以上の販売・納入実績※を持つ流動式混合機FMミキサや、微粉砕機アトライタなど、自社製の粉体機器を幅広く展開しているのが特徴です。
樹脂・コンパウンド分野では、粉体原料の混合・分散・粉砕・複合化など、複数の工程を組み合わせた設備構成が求められるもの。日本コークス工業は、機器単体の選定だけでなく、設備計画の初期段階から相談できるため、原料特性や処理量を踏まえてライン構築を進められます。
樹脂への添加材配合や、コンパウンド製造ラインの構築を検討している工場に向いている会社です。混合・分散・粉砕・複合化など、複数工程を組み合わせた設備提案に対応しているため、原料特性や処理量に合わせてライン全体を検討したい場合の選択肢となります。
当メディアでは、粉体プラントの設計・改修で相談されることの多い代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選しています。自社工場への投資を無駄にしたくない方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
詳細な導入事例は公開されていませんでしたが、公式サイトでは幅広い用途例が紹介されています。樹脂・コンパウンド分野では、PVCコンパウンド製造やエンプラ製造システムなどが挙げられています。
日本コークス工業は、コークス製造や燃料販売、資源リサイクル、化工機事業などを展開する企業です。粉体機器に関する事業は1962年より開始。粉体機器や粉体プラント関連の製品・サービスを扱っており、栃木と大阪に粉体技術センターを構えています。
| 会社名 | 日本コークス工業株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | ・コークスの製造・販売 ・石炭・石油コークスの販売 ・化学機器・装置の製作・販売 ・資源リサイクル事業、物流事業、不動産事業など |
| 設立 | 1889年 |
| 売上高 | 913億円(2026年3月期) |
| 社員数 | 単体465名、連結983名(2026年3月末時点) |
| 本社所在地 | 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル |
| 電話番号 | 03-5560-1311 |
| URL | https://www.nc-kakouki.co.jp/ |
粉体プラントエンジニアリング会社は日本国内だけで350社以上※1も存在するため、自社に適した会社を見極めるには膨大な時間と手間がかかります(2026年6月時点)。
ここでは、粉体プラントの設計・改修で代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選していますので、比較検討の最初の一歩としてご活用ください。
樹脂・コンパウンド分野における累計1,400件のプラント実績※2に基づき、グレードによって異なる摩耗・ブリッジ・偏析など樹脂原料特有の課題や既設ラインとの取り合いを見越して設計・構築。
既設設備を活かした改造・増設により、生産計画への影響を抑えながら、新グレードの立ち上げや生産能力の拡張を進められます。
食品プラント関連事業を50年以上※3手掛けており、品種ごとに専用のコンテナを使い分けるIBCシステムを提供しています。
品種切替はコンテナを交換するだけで済み、前品種の原料が残留・混入する経路自体を断てるため、アレルゲン・異原料のコンタミリスクを構造的に抑えることが可能です。
原薬マルチプラントや高薬理対応設備の建設実績※4と、医薬品原料開発を手掛ける日本曹達グループの知見を基に、作業者が原薬に触れる工程を抑える封じ込め構造や、クロスコンタミ対策を含むGMP前提の設計に対応。
医薬品ならではの厳格な水準で、クロスコンタミ・曝露リスクを抑えた粉体ラインを構築できます。
電池・電子材料用途の粉砕機・分散機開発からプラントエンジニアリングまで対応。卓上実験機から量産機まで扱い、ナノ領域の粒度・分散制御技術で研究開発時の状態を量産ラインでも再現できます。
摩耗・金属コンタミを抑える独自技術で不純物混入を防ぐことも可能です。品質のばらつきを抑えながら、歩留まり向上や安定生産に貢献します。