本記事では、50年以上にわたり粉体ハンドリング技術に取り組み、リチウムやコバルト、黒鉛、PVDFなどの取扱実績も持つ赤武エンジニアリングについて解説しています。
どのような粉体ラインの課題を解決できるのか、具体的な対応範囲や強みについて知りたい方はご一読ください。
電池材料や電子材料に用いられる粉体は、粒子が微細で付着性が強く、配管内の閉塞やホッパ内の棚吊りが起きやすい性質を持っています。赤武エンジニアリングは難処理粉体を扱い続けてきた会社であり、付着防止シュートや閉塞を防ぐ空送システムなど、素材特性に合わせた機器構成のノウハウを蓄積しているのが強みです。
また、本社に設けたテストブースで実粉を使った事前検証が可能なため、工場への導入前に課題を洗い出して仕様を詰められます。
電池・電子材料工程では、異物混入や品種間のコンタミが製品歩留まりに直結するため、ハードウェアの構造で対策を組み込むことが重要です。
赤武エンジニアリングは、摩耗部品が粉体に触れないタッチレスバルブフィーダーをはじめ、品種切替時に清掃しやすいABCコンテナ・AKコンテナなど、用途に応じた粉体コンテナシステムを展開しています※1。これらの製品は、摩耗由来の異物混入リスク低減や清掃性の確保に配慮されている点が特徴です。
計量精度が求められる工程には、ロスインウエイト方式の制御機器やACCコンテナ・U-コンテナを組み合わせて対応可能。機器単体の供給にとどまらず、貯留・供給・輸送・排出を含むプラント全体の設計・製作・現地施工までを一貫して担います。
リチウム系・コバルト系・黒鉛系など付着しやすい電池原料や電子材料の粉体ハンドリングで課題を抱えている工場と相性が良い会社です。特に設備単体の購入ではなく、供給・計量・輸送・排出まわりの工程をまとめて設計・施工・メンテナンスまで任せたい現場に適しています。
当メディアでは、粉体プラントの設計・改修で相談されることの多い代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選しています。自社工場への投資を無駄にしたくない方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
粉体プラントエンジニアリングの詳細事例は公開されていませんでした。取扱粉体実績一覧としては、電池原料、ニッケル水素電池原料、コバルト酸リチウム、水酸化リチウム、リン酸鉄、リン酸コバルト、電解二酸化マンガン、黒鉛・グラファイト、PVDFなどが確認できます。
1971年設立の粉体ハンドリング設備専門メーカーです。本社(静岡県沼津市)にテストブースを備えており、実粉を用いた事前検証やWeb中継での立会い確認などを実施。ISO9001・ISO14001を取得しており、品質管理体制が整っていることがわかります。
粉体プラントの設計・製作のほか、リサイクル関連の廃プラ設備の販売やメンテナンス事業も手掛けているのが特徴です。
| 会社名 | 赤武エンジニアリング株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | ・粉粒体の貯蔵・供給・輸送およびその周辺機器の設計・製作・販売 ・粉体ハンドリングプラント設備全体の設計・製作・設置・調整 ・物性試験や実証テストなど |
| 設立 | 1971年9月21日 |
| 売上高 | 記載なし |
| 社員数 | 90名(2026年6月時点の公式HP掲載情報) |
| 本社所在地 | 静岡県沼津市東椎路632 |
| 電話番号 | (営業部)055-925-6666 (総務・経理部)055-925-6690 |
| URL | https://www.akatake.co.jp/ |
粉体プラントエンジニアリング会社は日本国内だけで350社以上※1も存在するため、自社に適した会社を見極めるには膨大な時間と手間がかかります(2026年6月時点)。
ここでは、粉体プラントの設計・改修で代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選していますので、比較検討の最初の一歩としてご活用ください。
樹脂・コンパウンド分野における累計1,400件のプラント実績※2に基づき、グレードによって異なる摩耗・ブリッジ・偏析など樹脂原料特有の課題や既設ラインとの取り合いを見越して設計・構築。
既設設備を活かした改造・増設により、生産計画への影響を抑えながら、新グレードの立ち上げや生産能力の拡張を進められます。
食品プラント関連事業を50年以上※3手掛けており、品種ごとに専用のコンテナを使い分けるIBCシステムを提供しています。
品種切替はコンテナを交換するだけで済み、前品種の原料が残留・混入する経路自体を断てるため、アレルゲン・異原料のコンタミリスクを構造的に抑えることが可能です。
原薬マルチプラントや高薬理対応設備の建設実績※4と、医薬品原料開発を手掛ける日本曹達グループの知見を基に、作業者が原薬に触れる工程を抑える封じ込め構造や、クロスコンタミ対策を含むGMP前提の設計に対応。
医薬品ならではの厳格な水準で、クロスコンタミ・曝露リスクを抑えた粉体ラインを構築できます。
電池・電子材料用途の粉砕機・分散機開発からプラントエンジニアリングまで対応。卓上実験機から量産機まで扱い、ナノ領域の粒度・分散制御技術で研究開発時の状態を量産ラインでも再現できます。
摩耗・金属コンタミを抑える独自技術で不純物混入を防ぐことも可能です。品質のばらつきを抑えながら、歩留まり向上や安定生産に貢献します。