本記事では、ステンレス専用工場によるコンタミネーション対策や、粉体テストセンターでの実粉体検証などを強みとする富士工機について解説しています。
厳格な品質管理が求められる電池・電子材料工場向けに、どのような粉体プラントの設計やライン改造を任せられるのかを知りたい方は、ぜひご一読ください。
大型設備から2次電池機器まで幅広く対応できる自社工場を保有しています。2023年には新たにステンレス専用工場を建設※1。
鉄製品の製造エリアと明確に隔離することで、電池材料の品質において致命的となる鉄サビや異物が混入するコンタミネーションを防止し、製品品質の向上や歩留まり改善を支援します。
自社内に粉体テストセンターを保有し、実粉体を用いたテスト運転や設備の共同開発を行っている点が特徴です。粉体は粒径や温度、含水率によって物性が変わり、付着や詰まりの原因となります。
データが少ない新たな電池材料や電子材料などでも、導入前に実物テストで物性を見極めることで、安定した流動性を保つ適切なライン設計が可能です。
厳密な品質管理が求められる2次電池材料や新素材を扱う電池・電子材料工場に向いています。鉄製品と隔離されたステンレス専用工場でのコンタミ対策や、新素材の実粉体テスト環境が整っているためです。
設計から製造、据付、保守まで一貫して自社対応できるため、特殊な粉体を用いた新規ラインの立ち上げや、既存ラインの品質・作業環境の改善を検討している現場に適しています。
当メディアでは、粉体プラントの設計・改修で相談されることの多い代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選しています。自社工場への投資を無駄にしたくない方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
富士工機では、窯業から食品、化学、リサイクルまで幅広い業界での納入実績があります。公式HPで公開されている主な実績は以下の通りです。
1963年の創立以来、粉体や集塵、乾燥プラントなどを手掛ける総合エンジニアリング企業※2。テストセンターでの流動性確認やサンプル試作に対応するほか、集塵事業部による有害ガス除去、化工機事業部による濃縮プラントなど、周辺設備を含めた広範な技術力を有しています。
| 会社名 | 富士工機株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | 粉体プラント・集塵設備・乾燥プラント・各種リサイクルプラント等の設計、製造、施工、保守 |
| 設立 | 1963年3月 |
| 売上高 | 公式HPに記載なし |
| 社員数 | 128名(2026年8月時点の情報) |
| 本社所在地 | 愛知県一宮市西萩原字若宮前53-1 |
| 電話番号 | 0586-69-2121 |
| URL | https://www.fujiclon.com/ |
粉体プラントエンジニアリング会社は日本国内だけで350社※1以上も存在するため、自社に適した会社を見極めるには膨大な時間と手間がかかります(2026年6月時点)。
ここでは、粉体プラントの設計・改修で代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選していますので、比較検討の最初の一歩としてご活用ください。
樹脂・コンパウンド分野における累計1,400件のプラント受注実績※2に基づき、グレードによって異なる摩耗・ブリッジ・偏析など樹脂原料特有の課題や既設ラインとの取り合いを見越して設計・構築。
既設設備を活かした改造・増設により、生産計画への影響を抑えながら、新グレードの立ち上げや生産能力の拡張を進められます。
食品プラント関連事業を50年以上※3手掛けており、品種ごとに専用のコンテナを使い分けるIBCシステムを提供しています。
品種切替はコンテナを交換するだけで済み、前品種の原料が残留・混入する経路自体を断てるため、アレルゲン・異原料のコンタミリスクを構造的に抑えることが可能です。
原薬マルチプラントや高薬理対応設備の建設実績※4と、医薬品原料開発を手掛ける日本曹達グループの知見を基に、作業者が原薬に触れる工程を抑える封じ込め構造や、クロスコンタミ対策を含むGMP前提の設計に対応。
医薬品ならではの厳格な水準で、クロスコンタミ・曝露リスクを抑えた粉体ラインを構築できます。
電池・電子材料用途の粉砕機・分散機開発からプラントエンジニアリングまで対応。卓上実験機から量産機まで扱い、ナノ領域の粒度・分散制御技術で研究開発時の状態を量産ラインでも再現できます。
摩耗・金属コンタミを抑える独自技術で不純物混入を防ぐことも可能です。品質のばらつきを抑えながら、歩留まり向上や安定生産に貢献します。