本記事では、粉砕機・分散機の開発・製作を主軸としながら、粉体プラントエンジニアリングも手掛けるアシザワ・ファインテックについて解説しています。
どのような粉体ラインの課題を解決できるのか、具体的な対応範囲や過去に手掛けた事例・実績などを知りたい方はご一読ください。
粉砕機・分散機メーカーでありながら、生産量や設置エリアの選定、機種選定・能力策定テスト、レイアウト・配管設計、据付・配管・電気・ユーティリティ工事、試運転まで含めたトータルなプラントエンジニアリングに対応している会社です。
リチウムイオン二次電池材料、MLCC(積層セラミックコンデンサ)、電子部品材料、セラミックス材料、磁性材料、導電材など、微粒子化や分散品質が厳しく求められる材料分野のプラントを構築できます※1。
独自技術「マイルド分散」※2により、ナノ・サブミクロン領域でも微粒子への負荷を抑え、再凝集・摩耗・金属コンタミリスクを低減。粒子径や分散状態が製品性能に直結するシビアな粉体ラインでも、狙った粒度・純度を保ちながら最適化を目指せます。
卓上サイズの実験機から量産用の分散機※3まで展開しているのが特徴です。研究室レベルで得られた粉砕・分散条件を量産ラインへ展開する際の機種選定や能力策定テストを相談可能。
能力策定テストやレイアウト設計、据付、試運転までを一貫して相談できるため、研究開発時の処理条件を保ったまま、スケールアップ時に起こりやすい手戻りを抑えて量産化を進められます。
ナノ・サブミクロン領域の微粒子技術や、実験機から量産機までをシームレスに繋ぐ製品群を備えていることから、電池材料や電子材料の粒度分布・分散状態を安定させたい工場に適しています。テスト結果に基づく設備仕様の策定から、据付・周辺工事までを含めたプラント計画を任せることが可能です。
当メディアでは、粉体プラントの設計・改修で相談されることの多い代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選しています。自社工場への投資を無駄にしたくない方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
中央値径2.7μm・最大粒径6.5μmのシリコン原料を、粉砕機によって中央値径140nm、最大粒径490nmまで小さくした技術データが公開されています。使用したのはアシザワ・ファインテックの粉砕機「ドライスターSDA(乾式)」と「ムゲンフローMGF(湿式)」です。
シリコンの他、リチウムイオン二次電池材料 (酸化マンガン、酸化コバルト、炭酸リチウム、ハードカーボン、人造黒鉛、ケッチェンブラック、グラファイト、アルミナ、シリカ)にも対応。材料特性に合わせた粒子制御を可能にしています。
ナノ・サブミクロン領域の微粒子を開発・生産・利用する企業に対して技術サポートを行う会社です。粉砕機・分散機をはじめとする産業用粉体機器の開発・製作・メンテナンスのほか、粉砕機・分散機などを使用する受託加工にも対応しています。
| 会社名 | アシザワ・ファインテック株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | ・ナノサイズまでの微粒子を開発、生産または利用されるお客様に対する技術サポート ・粉砕機・分散機をはじめとする産業用粉体機器の開発・製作・メンテナンス ・粉砕機・分散機などを使用する受託加工など |
| 設立 | 2002年12月16日 |
| 売上高 | 33億6,800万円(2025年3月期) |
| 社員数 | 174名(2025年4月時点) |
| 本社所在地 | 千葉県習志野市茜浜1-4-2 |
| 電話番号 | 047-453-8111 |
| URL | https://ashizawa.com/ |
粉体プラントエンジニアリング会社は日本国内だけで350社以上※1も存在するため、自社に適した会社を見極めるには膨大な時間と手間がかかります(2026年6月時点)。
ここでは、粉体プラントの設計・改修で代表的な4つの工場分野(樹脂・コンパウンド工場/食品工場/医薬品工場/電池・電子材料工場)ごとにおすすめの会社を厳選していますので、比較検討の最初の一歩としてご活用ください。
樹脂・コンパウンド分野における累計1,400件のプラント実績※2に基づき、グレードによって異なる摩耗・ブリッジ・偏析など樹脂原料特有の課題や既設ラインとの取り合いを見越して設計・構築。
既設設備を活かした改造・増設により、生産計画への影響を抑えながら、新グレードの立ち上げや生産能力の拡張を進められます。
食品プラント関連事業を50年以上※3手掛けており、品種ごとに専用のコンテナを使い分けるIBCシステムを提供しています。
品種切替はコンテナを交換するだけで済み、前品種の原料が残留・混入する経路自体を断てるため、アレルゲン・異原料のコンタミリスクを構造的に抑えることが可能です。
原薬マルチプラントや高薬理対応設備の建設実績※4と、医薬品原料開発を手掛ける日本曹達グループの知見を基に、作業者が原薬に触れる工程を抑える封じ込め構造や、クロスコンタミ対策を含むGMP前提の設計に対応。
医薬品ならではの厳格な水準で、クロスコンタミ・曝露リスクを抑えた粉体ラインを構築できます。
電池・電子材料用途の粉砕機・分散機開発からプラントエンジニアリングまで対応。卓上実験機から量産機まで扱い、ナノ領域の粒度・分散制御技術で研究開発時の状態を量産ラインでも再現できます。
摩耗・金属コンタミを抑える独自技術で不純物混入を防ぐことも可能です。品質のばらつきを抑えながら、歩留まり向上や安定生産に貢献します。